医療法人 尚腎会 高知高須病院
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画像診断部

画像診断部で行っている検査について

一般撮影

胸部、腹部、整形等の検査をX線を用いて行います。泌尿器領域ではKUBという腎臓、尿管、膀胱を目的とした撮影を行い、結石などの診断に用います。

画像診断部

特殊撮影

検査機器は一般撮影と同じですが造影剤を使用します。造影剤を使用することで一般撮影では写らない尿路系(腎臓から膀胱への尿の流れる道)をX線を用いて撮影します。 主に血管から造影剤を入れ、尿として腎臓から膀胱へ流れる様子を見るDIPという検査を行います(尿道から直接造影剤を入れ撮影する尿道造影という検査もあります)。

画像診断部
画像診断部

CT撮影

主に頭部、胸部、腹部を輪切りにして撮影します。 最近主流となっているマルチスライスCTを使用しているので一回の息止めで胸部から腹部までを撮影する事が出来、造影剤を使用すれば血管造影を行う事も出来ます。

画像診断部

透視撮影

膀胱や尿管に直接造影剤を入れて検査を行います。 泌尿器系以外では透析患者さんのシャントと呼ばれる血管の検査にも使用します。

画像診断部
画像診断部

ESWL:体外衝撃波尿路結石破砕装置について

どのような装置?

体の外で衝撃波を発生、その衝撃波を結石に集中させる事で結石のみを破砕します。 治療装置のヘッドと呼ばれる部分を体に密着させることで治療を行います、手術のような外科的処置は行わないので日帰り治療が可能です。

画像診断部
画像診断部

治療の流れは?

治療時間は準備を含めて1時間ほど、3000発前後の衝撃波を当てます。 治療中は衝撃波の発生によってカンカンカンと音が聞こえます。 写真の水の入った風船のような所を体に密着させて治療を行います。

画像診断部
画像診断部

PACSについて

PACS(パックス)

PACSとは各種検査の画像データをサーバーで管理(保管、配信)するシステムを言います。
今までのフィルムを用いた運用とは異なり、医師が画像を読影端末(パソコン)を用いて読影、院内の何処にいても素早く見る事が出来ます。
また、PACSと電子カルテとの連携を行った事により、読影から診断結果の入力までをスムーズに行う事が可能となり業務の効率化も実現しています。

PACSによる画像表示

画像診断部

PACSの概略図です。検査した画像はサーバーへ送られ保存されます。医師は読影端末からサーバーへアクセスすることで画像を見る事が出来ます。

骨塩定量測定装置について

どのような装置?

骨塩定量測定装置とはごく少量のX線を用いて骨密度を検査する装置です。
測定装置にはいくつか種類があり、当院で使用している装置は腰椎と大腿骨を検査します。腰椎と大腿骨の骨折は日常生活に大きな影響をおよぼすと言われています。骨密度を検査その結果を元に骨折予防を行うことで健康寿命を延ばすことにつながります。

画像診断部
画像診断部
画像診断部

検査の流れは?

レントゲン撮影と同じく検査する場所にある金属類やプラスチック類は外します。
測定装置の寝台に寝て腰椎と大腿骨を順番に測定、時間は15分ほどになります。
仰向けの姿勢がとれない場合、腰椎または大腿骨に金属が埋め込まれている場合は検査が出来ません。

画像診断部
画像診断部

医療被ばくについて

放射線の使用の目的と医療被ばく

現在の医療においては、患者さんの診療のために放射線の使用が不可欠です。
当院の放射線機器は、エックス線検査、CT検査、エックス線透視検査、エックス線骨密度検査があり、画像診断が主な目的です。
放射線検査を行うことで患者さんは利益(メリット)を得ることになりますが、一方で放射線による被ばく(医療被ばく)を受けることになります。しかし、これらを考慮しても放射線検査を受けることで、患者さんの利益が不利益を上回ると判断して様々な検査を行っています。

機器の管理と被ばく線量低減

検査で使用する機器については、日々の始業点検や定期の機器点検、及び漏えい線量の測定を行っています。
また、被ばく線量低減については、厚生労働省が定めるガイドラインに沿って「診療用放射線の安全管理に係る体制」を整え、放射線診療部による最適化した放射線診療の管理にも努めています。

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