理念
患者さんの良き理解者、援助者となり、より良い医療を提供します。
- 患者さんの立場を理解し、暖かい心、豊かな心で、患者さんの立場に立った医療を実践します。
- たゆみない知識の習得と技術の向上に心がけ、患者さんに還元します。
- 清潔で快適な環境を提供します。
- 柔軟性を持って、互いの連携と協調に努めます。
- 情報の確保に努め、進取の精神を持って創造と実践を心がけます。
基本方針
- 泌尿器科を含めた腎の総合的診療を担い、地域医療に貢献することを基本方針とします。
- 泌尿器・透析患者さんの第一選択病院であり続けます。
- 生涯にわたって、その人らしい日々を送れるように医療・看護・介護をサポートします。
- 患者さんの笑顔が私たちのエネルギーです。
- 働き甲斐のある環境作りを目指します。
患者さんの権利に関する宣言
- 病気にかかった場合には、だれでも良質で適切かつ安全な医療を公平に受ける権利があります。
- 一人の人間として、その人格や自律性を尊重された思いやりのある医療を受ける権利があります。
- 病気・検査・治療・見通しなどに対して、わかりやすい言葉で十分な説明を受け、ご自身の選択に基づいた納得のできる医療を受ける権利があります。
- 自分の受けている診断・治療などについて、他の医師の意見を求める(セカンド・オピニオン)権利があります。
- 自分が受けている医療を知るために、診療記録の開示を求める権利があります。
- 個人のプライバシーは他人にさらされず、尊重される権利があります。
私たち職員は、上記患者さんの権利が保障されるよう努力いたします。
患者さんの権利を擁護するためには、患者さん自らの責任と義務が生じます。
そのためにも、患者さんや家族、保護者の皆様には病院のルールを守り、他の皆様の治療の妨げとならないように、ご協力をお願いいたします。
患者・医療者のパートナーシップについての方針
- 私たちは、患者さんと同じ視線に立ち共同で医療に取り組みます。
- 私たちは、患者さんと情報の共有を心がけます。
- 私たちは、患者さんからの情報開示の要望に適切に対応します。
- 私たちは、医療チームとして統一された技術・姿勢で医療を行います。
- 私たちは、患者さんおよびご家族のよき理解者・援助者として信頼しあえる人間関係を築きます。
診療上の基本方針
泌尿器科疾患を含め、腎疾患関連領域Liaison Nephrologyは総合的あるいは全人的医療を必要とします。
この為、常にEvidence Based Medicine(EBM)を心掛け関連領域における知識の習得と技術の研鑚に努め、常に的確なオリエンテーションの涵養に努めます。
さらに進取の精神を持って積極的かつ継続的に取り組み、尚腎会医療のレベルアップに努めるとともに地域医療にひろく貢献します。
<目標>
- 腎疾患領域の総合的医療の充実と発展を目指します。
- 泌尿器科ならびに慢性腎臓病(CKD)、透析医療のトップレベルの維持を。
- 糖尿病・CKDを中心とした生活習慣病の是正を。
- すべての領域において、その臨床的アウトカムの向上に努めます。
看護理念
- 私たちは、常に患者さんの立場に立ち、その人権を尊重します。。
- 私たちは、専門職として自らの役割を自覚し主体性のある看護(介護)を実現させます。
- 自己の能力開発をして、患者さんに還元します。
- 他部門と協調し、対象となる人々の回復への援助に尽力致します。
職業倫理方針
- 人間としての基本マナーを備え、患者さんの人格の尊厳と権利を尊重し、誠実に、真実を告げ、心のこもった思いやりのある対応します。
- 最善の医療を提供するために、常に技術・知識の習慣向上に努めます。
- 自らの義務と責任を自覚し、謙虚に、正直に対処・行動し、品位と信用を損なう行為、信義にもとる行為をしません。
- 内外の他職種の権利を尊重し、対等に協力強調し、患者の最善の利益のために、チーム医療を行います。
- 常に人材の育成と自己研鑚に努めます。
- 医療の公共性を重んじて地域社会に貢献するとともに、法規範を遵守します。
- 職務上知りえた患者さんの秘密を遵守し、個人情報保護に努め、離職した後においても同様とします。
臨床倫理方針
- 医学・医療は、患者・人々の健康維持・増進を図ることはもとより、患者さんがより良い状態になることであり、医療を受ける人々の人格を尊重し、暖かい心豊かな心で接します。
患者さんの話をよく聞き、十分な説明の上、納得そして信頼していただける医療を提供していきます。
- 患者さんの人生におけるQOLの総和を、限りなく大きくできるよう配慮し、患者さんにとって最善の利益が得られるように心掛けます。
- 治療や療養生活におけるさまざまな選択肢について、患者さんとその家族が納得し、選択できるよう十分わかりやすく説明し、ライフスタイルに応じて必要な支援を行います。
患者さんと共に歩む医療を基本とします。
- 診療の過程の中で、倫理的課題を検討する場合には、一人の職員による判断のみに依らず、多くの職種によるチームとして、適宜倫理委員会の助言や支援を受けながら、主体的、客観的に検討していきます。
- 当院において実施経験がない新たな医療を導入する際には、その医療に関与する関連部署で十分な協議を行います。
手術に関する医療については、関連部署の協議に手術部門も参加をします。
- 承認された新たな医療は、関連部署が連携し安全な導入を図るために、各学会が提唱するガイドライン等に準じて実施します。
- 医学の発展のための臨床研究を行うときに、患者さんにとって不利益とならないよう、十分な配慮と審査を行っていきます。